Fortuna Imperatrix Mundi

　先日１月７日（土）、ELFINの２０１２年営業が始まりました。

わたしは光栄にも昨年につづき年初のＤＪを務めさせてもらいました。

直前まで流す曲を和太鼓や三味線がフィーチャーされた和風ミックスの曲調のものと、

ノリの良いダンサブルで明るいポップスとどちらにしようか迷いました。

少し早めにフロアに行って後者のポップスを調整でかけていて、

結局みんながそろうにつれてその音楽にノッてきたのでそのまま続けることにしました。



　ところが、ここでちょっと問題が起こりました。

当初の予定ではわたしは２２時から２３時の一時間で、次のデヴィさんに交替するはずでした。

ELFINに行く前にまさかデヴィさんが遅れて二時間することにはならないだろうな、と心配した、

そのまさかが現実になってしまったんです。

わたしのＤＪも残り３０分を切っていた頃にクレアさんからのＩＭが入り、もしやと思ったら

案の定そのとおり、デヴィさんがＲＬ都合で一時間遅れるとのことでした。

そのときのフロアは２０人を越えるお客様でノリノリの状態。

その状態を維持しながらどうやってあと一時間引き伸ばすか？

あと３０分足らずしか曲データも残っていないので、じっくり考えている余裕もありません。

ふと思いついて以前のＤＪデータの中から人気の高かったリストから一時間分くらいを

コピーしてきておしりにくっつける荒技をやりました。

当然、その最中も音楽は途切れさせることはできません。



　うまくつながるかどきどきしながら、当日分が終わる時間を待ちました。

やがてその時間になり、うそのように違和感なく曲が切り替わり、ほっと胸をなでおろしました。

２４時近くになりデヴィさんも到着したのを確認して、わたしがかける曲もほぼちょうど終わりになって

タイミングよく交替も完了しました。


　結果的にはフロアのお客様からも大満足の感想が得られ大成功のＤＪとなりました。

大変でしたけど、今後もこのようなことは十分ありうることなので、いつでもできるように

スタンバイしていきたいと思いました。

それがレジデントＤＪとしてのわたしの役割なのでしょうから。